ホンダの新型フリードが2月に登場!価格16万円超の値上げで安全性能や外装が進化

ホンダのコンパクトミニバン「フリード」

改良モデルが2月に登場

販売価格は値上げ、主な変更点は?

引用:YouTube チャンネル「Enform ENG」

ホンダのコンパクトミニバン「フリード」が注目を集めている。ホンダはフリードの一部改良モデルを2月に発売すると発表したためだ。フリードは2008年に初代が登場して以来、17年近く続くロングセラーモデルで現行モデルは2024年6月に発売された3世代目。約8年ぶりのフルモデルチェンジを経て登場した。

フルモデルチェンジを経たフリードは直線的なデザインに変更され、室内インテリアやパワートレインも刷新された。さらに、標準装備された先進運転支援システム「ホンダセンシング」が強化され、高い安全性能を誇る。加えて、2列目ドアに両側スライドドアを採用し、室内には3列シートを設けることで、利便性も向上している。

引用:YouTube チャンネル「Enform ENG」
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販売価格は302万2,800円から

16万5,000円の値上げ、変更点は?

ホンダはフリードの新型モデル発売から約6ヶ月を経て改良モデルを投入する。価格はグレードごとに約16万5,000円引き上げられ、フリード e:HEVの価格は302万2,800円から360万2,500円に設定された。改良モデルの主な変更点は外装塗装の変更と安全装備の強化だ。

外装塗装は従来のメラミン透明素材から高機能なクリア素材に変更され、車体の光沢がより一層増す効果が期待されている。これにより外観の高級感が向上することが見込まれている。さらに、耐久性も従来の素材に比べて1.5倍向上し、実用的な機能向上も期待されている。

引用:YouTube チャンネル「Enform ENG」
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一部安全機能を拡大採用

パワートレインは従来通り

また、安全性能についても一部改良が加えられる。現在、6人乗りモデルの「エアEX(Air EX)」や「クロスター(CROSSTAR)」に搭載されている安全機能がこれらの全グレードに拡大採用されることになった。新たに採用される機能にはアダプティブヘッドライト、マルチビューカメラシステム、LEDアクティブコーナリングライト、後退時駐車支援機能などが含まれており、運転の安全性がさらに強化される。

フリードの車体サイズは、全長4,310mm、全幅1,695mm〜1,720mm、全高1,755mm、ホイールベース2,740mmとなっている。パワートレインは全ラインナップで1.5リッターガソリンエンジンをベースにしたe:HEV(e:ハイブリッド)システムを採用。駆動方式は前輪駆動と四輪駆動から選べる。

引用:YouTube チャンネル「Enform ENG」
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価格引き上げに批判も

原材料費の高騰で値上げはやむを得ず

一方、改良モデルの価格引き上げには消費者から批判の声も上がっている。特に16万5,000円の値上げに対して、改良点がそれほど大きくないとの指摘が多い。スタート価格が300万円を超え、消費者心理に与える影響が懸念されている。急激な価格上昇に不満を抱く消費者も少なくない。

ホンダは、価格の引き上げについて「世界的な原材料費や物流コストの高騰に対応するため」と説明しており、全国の製造業者の推奨小売価格を見直す必要があったと強調している。新たに改良されたフリードは2月6日から全国で販売が開始される予定だ。この改良を受けて今後のミニバン市場における同車の動向にも注目が集まっている。

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