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「645万円から」レクサスの定番セダンESが攻めの改良!Z字型デイライトと横基調グリルで表情一新、内装は最新デジタルコックピットに

Oda Keisuke Editor アクセス  

レクサス ES フェイスリフト

スポーティさを増した外観

内装を刷新

引用:Sina

中国広州モーターショー2024で、レクサス ES の2回目となるフェイスリフトモデルが公開された。現行モデルは2021年発売の1回目のフェイスリフトモデルで、約3年ぶりの新型モデルとなる。新型ESは10代目カムリと同じGA-Kプラットフォームを採用し、FF(前輪駆動)設計により広々とした室内空間と高級セダンならではの安定した乗り心地を実現している。

今回のフェイスリフトでは外観と内装の両面で変更が加えられた。外観はよりスポーティなデザインとなり、内装では大型化したインフォテインメントディスプレイを採用し、最新のインテリアデザインを取り入れた。新型ESの変更点を詳しく見ていこう。

引用:YouTubeチャンネル「ZHBO cars」
引用:YouTubeチャンネル「ZHBO cars」

「Z」字型のデイライト

水平基調のフロントグリル

外観では主にフロントデザインが一新された。従来モデルではヘッドライト下部に「L」字型で配置されていたデイライトが、新型モデルではヘッドライトの形状に合わせて「Z」字型にシャープ化された。特にヘッドライト上部に配置されることで、より攻撃的で上昇感のあるデザインとなっている。デイライトをよく見ると、「Z」字の形状が2つの「L」字で構成されていることがわかる。

フロントグリルは従来の台形デザインを踏襲しつつ、内部のパターンが変更された。従来の重厚感と高級感を強調する縦格子から、狭間隔の水平ラインへと変更され、よりモダンで洗練された印象となった。バンパーデザインにも若干の変更が加えられ、サイドエアインテークがやや大型化された。リアでは、テールランプのグラフィックが変更され、車幅全体に水平に広がるデザインとなった。

引用:Sina
引用:Sina

14.3インチに大型化したディスプレイ

シンプルになった操作系

内装では、従来の12.3インチディスプレイに代わり14.3インチタッチスクリーンディスプレイを採用した。エアコンとメディア操作用に2つのダイヤルとデジタルボタンをディスプレイ下部に配置。従来モデルにあったエアコン操作用の物理ボタンを廃止し、よりシンプルで洗練されたレイアウトとなった。

車内のほとんどの操作は大型化したディスプレイに集約された。中国市場向けには新たな内装色や室内装飾オプションが用意され、強化された音声認識機能により中国の消費者嗜好に合わせたカスタマイズが可能となっている。外観と内装のデザイン要素は、新型RXや新型LXなど、レクサスの最新モデルと共通点が見られる。

引用:Sina
引用:Sina

3種類のパワートレイン

価格は645万円から

中国市場向けESには、M20A-FKS型2.0L直4ガソリンエンジンを搭載するES 200、A25A-FKS型2.5L直4エンジンを搭載するES 260、同A25Aエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせたES300hの3種類が設定される。2.0L直4ガソリンエンジンは最高出力170馬力、2.5Lエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドモデル300hは最高出力215馬力を発揮する。いずれもCVTとの組み合わせとなる。

新型ESは既に中国で予約受付を開始しており、価格はES 200プレミアムエディションが29万9,900元(約645万円)からスタート。上級グレードのES 300hエグゼクティブエディションは48万8,900元(約1,050万円)となっている。なお、レクサスは今回の広州モーターショーでLXハイブリッドモデルのLX700hも同時に公開した。

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Oda Keisuke Editor
fv_editor002@autopostjp.com

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