往年の「240」がEVで再登場?ボルボの電動化モデル2台に新しい未来が見える

電動化を加速するボルボ

謎の2モデルが公開

独自のデザインに注目集まる

引用:Instagram@jrubinsteintowler

ボルボは2030年までの全車種電動化計画を延期したものの、電動化モデルの拡充は着実に進めていく方針だ。今後、XC60クラスの電気SUV「EX60」と、S90クラスの電気セダン「ES90」を電気自動車ラインナップに加える予定となっている。

先日、ボルボはES90のティーザー画像を公開し、新型車への期待を高めた。電動化モデルの拡充に伴い、デザインの方向性も従来とは一線を画し、より先進的な表現へと進化している。そんな中、最近ボルボの現行ラインナップには見られない特徴的なモデルが公開された。

引用:Instagram@jrubinsteintowler
引用:Instagram@jrubinsteintowler

往年の名車「240」が復活?

レンダリングで姿現す

海外のCGデザイナーが、かつてボルボが展開していた240シリーズを電気自動車として復活させた予想図を公開した。240シリーズは発売当時、ボルボの主力モデルとして1974年から1993年まで生産された中型車だ。当時の特徴である直線的なボディラインが重厚感を醸し出している。

この特徴的なデザインは予想図にも色濃く反映されている。ステーションワゴンとセダンの2タイプで公開された予想CGは、ボルボの最新デザインコードを取り入れながら、往年の240シリーズの直線的なフォルムを継承。フロントマスクには、ボルボの象徴である「Thor’s Hammer(トールハンマー)」LEDデイタイムランニングライトを配している。

引用:Instagram@jrubinsteintowler
引用:Instagram@jrubinsteintowler

直線的なボディデザイン

空力性能重視のホイール採用

ヘッドライトユニットは、往年の240シリーズを彷彿とさせる四角形のデザインを採用。グリルはヘッドライトと一体化した形状となっている。EVならではのクローズドグリルを採用し、先進性を強調。バンパー下部には横長のエアインテークを配置し、サイドに設けられた縦型のエアインレットと連続性を持たせている。

サイドビューでは、空力性能を追求したフラットデザインのホイールと、フラッシュタイプのドアハンドルを採用。直線的なデザインテーマはサイドパネルにも貫かれており、フェンダーからドアハンドル下を通る特徴的なキャラクターライン、フロントフェンダーの縦型エアインレット、面で構成されたドアパネルなどが目を引く。

引用:Instagram@jrubinsteintowler
引用:Instagram@jrubinsteintowler

縦型テールランプを採用

個性的なリアビューを演出

リアエンドはEX90からインスピレーションを得たデザインと見られる。ワゴンモデルでは、リアガラスに沿って縦長に伸びるテールランプを配置。これに加え、ほぼ垂直に切り立つリアゲートと張り出したバンパーが力強さを演出している。リア下部は上方へと切り上げられ、全体のシルエットの引き締めに一役買っている。

セダンモデルではテールランプの縦幅を抑えたデザインを採用。縦型のユニットをL字型にトランクリッドラインまで延長する形状となっている。トランクリッドも四角形を基調としたデザインで、フラットな面構成により直線的な印象を強調している。近年、テスラ サイバートラックなど直線的なデザイン要素を持つモデルが独自の存在感で注目を集めていることから、このような造形が新たなトレンドとなる可能性を指摘する声もある。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2023-0030-25318973-thumb
今、最も熱いSUVが誕生間近!アウディSQ9、RSQ9の登場で「高性能」SUV戦争が激化
CP-2023-0065-25411224-thumb
マツダ「929」、30年ぶりの復活?フラッグシップセダンに新たな風を吹き込む予想レンダリング公開
CP-2023-0065-25312158-thumb
「AITO M8」1,526km走行の怪物級EREV登場!最強フラッグシップSUVが衝撃の進化を遂げた
CP-2023-0030-25315952-thumb
トヨタの新たな高級コンパクトカー、アクア 「Z“Raffine”」登場!小さくても圧倒的な存在感を放つ理由とは
CP-2023-0065-25413463-thumb
ホンダの野心的EV戦略!新型「N-ONE e:」、軽自動車規格を超えて300km走行可能に
CP-2023-0065-25382552-thumb
安全性も性能も最高!日産「パスファインダー」が4年連続トップセーフティピックで見せた真の実力
CP-2023-0030-25133762-thumb
1969年の伝説が現代に蘇る? シボレー・シェビル SS × 2015年カマロ、奇跡のコラボレーション
CP-2023-0030-25211613-thumb
「ソニー×ホンダの夢のコラボ」AFEELA 1が見せる、ゲームと映画の融合した次世代電気自動車とは
  • アクセスランキング

    今、最も熱いSUVが誕生間近!アウディSQ9、RSQ9の登場で「高性能」SUV戦争が激化
    マツダ「929」、30年ぶりの復活?フラッグシップセダンに新たな風を吹き込む予想レンダリング公開
    「AITO M8」1,526km走行の怪物級EREV登場!最強フラッグシップSUVが衝撃の進化を遂げた
    トヨタの新たな高級コンパクトカー、アクア 「Z“Raffine”」登場!小さくても圧倒的な存在感を放つ理由とは
    ホンダの野心的EV戦略!新型「N-ONE e:」、軽自動車規格を超えて300km走行可能に
    安全性も性能も最高!日産「パスファインダー」が4年連続トップセーフティピックで見せた真の実力
    1969年の伝説が現代に蘇る? シボレー・シェビル SS × 2015年カマロ、奇跡のコラボレーション
    「ソニー×ホンダの夢のコラボ」AFEELA 1が見せる、ゲームと映画の融合した次世代電気自動車とは
    33ストラダーレに続け!アルファロメオの「謎のスーパーカー」特許図面流出、次の超高級限定モデルが明らかに
    「マツダの名は永遠に!」北米市場で最も信頼される理由と、世界最安全車に君臨した最強の技術

    最新ニュース

    CP-2023-0030-25318973-thumb
    今、最も熱いSUVが誕生間近!アウディSQ9、RSQ9の登場で「高性能」SUV戦争が激化
    CP-2023-0065-25411224-thumb
    マツダ「929」、30年ぶりの復活?フラッグシップセダンに新たな風を吹き込む予想レンダリング公開
    CP-2023-0065-25312158-thumb
    「AITO M8」1,526km走行の怪物級EREV登場!最強フラッグシップSUVが衝撃の進化を遂げた
    CP-2023-0030-25315952-thumb
    トヨタの新たな高級コンパクトカー、アクア 「Z“Raffine”」登場!小さくても圧倒的な存在感を放つ理由とは
    CP-2023-0065-25413463-thumb
    ホンダの野心的EV戦略!新型「N-ONE e:」、軽自動車規格を超えて300km走行可能に
    CP-2023-0065-25382552-thumb
    安全性も性能も最高!日産「パスファインダー」が4年連続トップセーフティピックで見せた真の実力

    主要ニュース

    CP-2023-0030-25210397-thumb
    33ストラダーレに続け!アルファロメオの「謎のスーパーカー」特許図面流出、次の超高級限定モデルが明らかに
    CP-2023-0065-25246207-thumb
    「マツダの名は永遠に!」北米市場で最も信頼される理由と、世界最安全車に君臨した最強の技術
    CP-2023-0030-25137408-thumb
    日産GT-Rの魂をステージアに!R35型フロントエンド移植に2年を費やした驚きのプロジェクトが話題に
    CP-2023-0065-25117440-thumb
    「eπ008」価格は300万円台!1回の充電で600km超走行可能な次世代大型電気SUV登場
    CP-2023-0030-25211614-thumb
    ル・マンの栄光を背負ったフォード「GT40ロードスター」、3度目のオークション登場!その価値、未知の領域に突入か
    CP-2023-0030-25246863-thumb
    廃車場で眠っていた伝説の「300SLロードスター」、120万ドルで落札され修復せずにそのままサーキットへ!