メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「金正恩のベンツ愛」極東の独裁者たちが愛用する公用車とは

Yanagimachi Shu Editor アクセス  

特殊設計された公用車
独裁者の場合には?
中露朝の公用車を比較

国を代表する首脳たち。
彼らは、特別な社会的地位にあるため、特殊設計された公用車に乗る。これは独裁者も同様だ。公用車に関して彼らはより敏感になければならない。独裁者の場合、自身の威厳を非常に重視するのはもちろん、一種のプロパガンダ目的まで持っているからだ。

それでは、極東地域の独裁者として有名なロシアのプーチン、中国の習近平、北朝鮮の金正恩はそれぞれどんな公用車に乗っているのだろうか?

想像以上にユニークな公用車に乗っている彼ら。今回は、極東地域の3人の独裁者が乗っている公用車と、彼らがその車に乗る理由について説明していこう。

독재자-자동차
독재자-자동차

プーチンが乗る公用車
開発費だけでなんと約200億円

プーチンはロシアの国産車「アウルス」を公用車として使用している。
なんといっても国産ブランドの公用車に乗ることは最高のプロパガンダとなるからだ。プーチンはアウルスのモデルの中でも「セナート」という最高級ラインに乗っていることで知られている。その車両の開発にかかった費用だけでも、約200億円だというから驚きだ。

莫大な開発費が投じられただけあって、その性能は素晴らしい。
防弾と防爆、化学兵器への耐性は基本で、車両が水に沈んでも搭乗者が無事に生き残ることができる安全性を備えているという。外観は、ロールスロイスのデザインに倣っている感が強い。後述もするが、この自動車は北朝鮮の金正恩にもプレゼントとして贈ったことがある。

習近平が乗る公用車
中国のロールスロイス、紅旗L5

習近平もプーチンと同じ理由で、中国の国産ブランド「紅旗」の自動車を公用車として使用している。
紅旗が公用車として使われてきた歴史は非常に長い。毛沢東の自力更生路線により設立された国産自動車ブランドとして、なんと、鄧小平、江沢民、胡錦濤を経て、現在の習近平まで紅旗が公用車として使用されているのだ。紅旗は中国語で「赤い旗」を意味し、中国共産党そのものを意味するといわれている。公用車として使用されているブランドだけに、当然ながら中国国内では最高級ブランドとして扱われているという。

現在、習近平は中国最高級ブランドのフラグシップモデル「紅旗L5」に乗っている。
前の公用車であったCA770のデザインを継承した自動車で、12気筒エンジンを搭載し、中国国内では500万元(約1億円)で販売されている。当然ながら中国国内で最高価格の自動車だ。価格だけを見れば、ロールスロイスにも引けを取らないため、「中国のロールスロイス」とも呼ばれているという。

ベンツを愛する金正恩
最近はロシア「アウルス」を愛用

北朝鮮の市民たちにとって、欧米をはじめとする西側製品の使用やメディアの視聴は困難だ。
体制維持のために北朝鮮当局が禁止しており、発見された場合は厳しく罰せられる。しかし、皮肉なことに金正恩はAppleなどの西側製品を使用しているという。これは自動車も同様で、多くのブランドの中でも彼は特にベンツを愛用していることで有名だ。実際、これまでにメディアで捉えられた金正恩は、マイバッハSクラス、マイバッハGLSなどを公用車として使用している様子が見られてきた。

当然ながら、安全保障上、ドイツブランドのベンツの全ての製品は北朝鮮への輸出禁止品目である。
そのため、金正恩は複数の国を経由して車両を密輸していると言われている。周囲の高位官僚たちにもベンツの自動車をプレゼントするなど、彼のベンツ愛は自身だけにとどまらない。最近では、ベンツだけではなくロシアのプーチンからプレゼントされたアウルスのセナートを使用している様子も見られている。

Yanagimachi Shu Editor
fv_editor001@autopostjp.com

コメント0

300

コメント0

[車のウラ事情] ランキング

  • ブガッティのオーナーになるための7つのステップとその背後にあるブランド哲学
  • トヨタのランドクルーザーが軍用車両に変身…価格は?
  • 韓国のカーマニアが試乗したい車NO.1!トヨタ・カローラの韓国市場再上陸はあるか…韓国の消費者が待ち望む理由とは
  • 買いたい時が買い時!世界の自動車産業をリードしてきた日本を代表するスポーツカー3選
  • 登校途中の小学生をひき逃げする交通事故を起こした加害者が罪にとわれない衝撃の理由

[車のウラ事情] 新着

    今週のアクセスランキング

    • 家族みんなが喜ぶ!ファミリーカーの新基準、2025年型日産セレナの仕様変更と値下げを徹底紹介
    • トヨタGRカローラ、2025年型に続くフェイスリフトの可能性?プロトタイプが目撃される
    • トヨタAE86、40年後も輝き続ける名車!漫画から現実へと続く人気の理由を徹底分析
    • クロスオーバーの元祖「スバル・フォレスター」、第6世代が北米市場で再び人気…その理由とは
    • トヨタの伝説的なスポーツカー「MR2」が2025年、次世代モデルで復活!CGレンダリングで一足先にチェック
    • 20年前の中古車が10万ドル?ホンダの限定モデル「S2000 CR」が新車同然のコンディションで驚くべき価格に
    • マツダRX-7をベースにしたコーチビルド車両、ウクライナ発の希少な1台が話題に!高価でも納得の理由とは
    • 日系自動車メーカーの苦戦が続く…トヨタ、中国市場での販売が減少しつつもハイブリッド車とEVの需要が拡大

    合わせて読みたい記事

    • 1
      20年前の中古車が10万ドル?ホンダの限定モデル「S2000 CR」が新車同然のコンディションで驚くべき価格に

      車トピックス 

    • 2
      マツダRX-7をベースにしたコーチビルド車両、ウクライナ発の希少な1台が話題に!高価でも納得の理由とは

      車トピックス 

    • 3
      日系自動車メーカーの苦戦が続く…トヨタ、中国市場での販売が減少しつつもハイブリッド車とEVの需要が拡大

      車トピックス 

    • 4
      EVモードで走行距離50km超!プラグインハイブリッドSUVレクサス RX 450h+が選ばれる理由とは

      車トピックス 

    • 5
      パガーニ・ユートピアロードスター、4億円超の限定モデル…AMG V12エンジンと革新的なデザインが話題に

      新車情報 

    [車のウラ事情] 最新 ニュース

    • ブガッティのオーナーになるための7つのステップとその背後にあるブランド哲学
    • トヨタのランドクルーザーが軍用車両に変身…価格は?
    • 韓国のカーマニアが試乗したい車NO.1!トヨタ・カローラの韓国市場再上陸はあるか…韓国の消費者が待ち望む理由とは
    • 買いたい時が買い時!世界の自動車産業をリードしてきた日本を代表するスポーツカー3選
    • 登校途中の小学生をひき逃げする交通事故を起こした加害者が罪にとわれない衝撃の理由

    話題

    • 1
      レクサス初のスーパーカーLFAの後続モデル「LFR」、2026年発売予定!ハイブリッド搭載で800馬力を発揮するスーパーカー

      新車情報 

    • 2
      テスラの大規模リコール再び…184万台のリコールで走行中の視界遮断問題に対処、2024年上半期最大規模

      車トピックス 

    • 3
      伝説が蘇る?トヨタのGRMNスープラ、M4 CSLエンジン搭載で1千万円超えの限定モデルに

      新車情報 

    • 4
      中国にはロールス・ロイスの軽自動車がある?デザイン盗用の「パクリ」モデルが登場

      車トピックス 

    • 5
      BMWは作らないピックアップトラック、ファンが書いたレンダリングが公開され話題に

      新車情報 

    今週のアクセスランキング

    • 家族みんなが喜ぶ!ファミリーカーの新基準、2025年型日産セレナの仕様変更と値下げを徹底紹介
    • トヨタGRカローラ、2025年型に続くフェイスリフトの可能性?プロトタイプが目撃される
    • トヨタAE86、40年後も輝き続ける名車!漫画から現実へと続く人気の理由を徹底分析
    • クロスオーバーの元祖「スバル・フォレスター」、第6世代が北米市場で再び人気…その理由とは
    • トヨタの伝説的なスポーツカー「MR2」が2025年、次世代モデルで復活!CGレンダリングで一足先にチェック
    • 20年前の中古車が10万ドル?ホンダの限定モデル「S2000 CR」が新車同然のコンディションで驚くべき価格に
    • マツダRX-7をベースにしたコーチビルド車両、ウクライナ発の希少な1台が話題に!高価でも納得の理由とは
    • 日系自動車メーカーの苦戦が続く…トヨタ、中国市場での販売が減少しつつもハイブリッド車とEVの需要が拡大

    おすすめニュース

    • 1
      20年前の中古車が10万ドル?ホンダの限定モデル「S2000 CR」が新車同然のコンディションで驚くべき価格に

      車トピックス 

    • 2
      マツダRX-7をベースにしたコーチビルド車両、ウクライナ発の希少な1台が話題に!高価でも納得の理由とは

      車トピックス 

    • 3
      日系自動車メーカーの苦戦が続く…トヨタ、中国市場での販売が減少しつつもハイブリッド車とEVの需要が拡大

      車トピックス 

    • 4
      EVモードで走行距離50km超!プラグインハイブリッドSUVレクサス RX 450h+が選ばれる理由とは

      車トピックス 

    • 5
      パガーニ・ユートピアロードスター、4億円超の限定モデル…AMG V12エンジンと革新的なデザインが話題に

      新車情報 

    話題

    • 1
      レクサス初のスーパーカーLFAの後続モデル「LFR」、2026年発売予定!ハイブリッド搭載で800馬力を発揮するスーパーカー

      新車情報 

    • 2
      テスラの大規模リコール再び…184万台のリコールで走行中の視界遮断問題に対処、2024年上半期最大規模

      車トピックス 

    • 3
      伝説が蘇る?トヨタのGRMNスープラ、M4 CSLエンジン搭載で1千万円超えの限定モデルに

      新車情報 

    • 4
      中国にはロールス・ロイスの軽自動車がある?デザイン盗用の「パクリ」モデルが登場

      車トピックス 

    • 5
      BMWは作らないピックアップトラック、ファンが書いたレンダリングが公開され話題に

      新車情報 

    シェア