ロールス・ロイス、2台目の電気自動車は初の電気SUV!スペクターの反響が後押し、ハイブリッド車は完全否定

ロールス・ロイスの新車発売計画

驚きの電気SUV発売を公表

スペクターの反響が大きく影響したか

引用:Reddit

ロールス・ロイスは世界最高級の手作り乗用車ブランドであり、高級車の代名詞とも言える存在だ。そのロールス・ロイスが2台目となる電気自動車の発売を計画していることが明らかになった。この情報はロールス・ロイス・モーター・カーズのクリス・ブラウンリッジ最高経営責任者によって公表された。

新モデルを電気自動車にする決定はスペクターモデルを購入した顧客からの圧倒的に肯定的なフィードバックに影響を受けたとされる。さらに、2台目はSUVとして発売される予定だ。発売計画を発表しただけで市場を沸かせたロールス・ロイス。その2台目の電気自動車について、詳細を見ていこう。

引用:Reddit
引用:landroverranchomirage

ロールス・ロイスの新車計画

スペクターに続く電気自動車

ロールス・ロイスが新たに電気自動車を発売するという事実は一見すると驚きだが、同ブランドにとってはあまり驚くべき事ではない。ブラウンリッジ氏によれば、スペクターの反響は「チャリティーイベントで提供される無料シャンパンに匹敵する熱狂的な反応」を引き起こしたという。

電気自動車の特性によって、スペクターは顧客に「驚くべきロールス・ロイス体験」を提供したと語っている。走行時の静粛性、振動の少なさ、運転のしやすさに関して、圧倒的な肯定的フィードバックが寄せられたとのこと。このスペクターへの反響が2台目の電気自動車発売を決定する要因となった。

引用:Rolls Royce motorcars Houston
引用:Rolls Royce motorcars Houston

ロールス・ロイス初の電気SUVに

ハイブリッドには興味なし

新型電気SUVは現行のカリナンモデルよりも小型に設計される予定だ。フルサイズSUVセグメントにおいて、独自の存在感を放つ事が期待されている。この決定は近年の販売実績を牽引してきたカリナンモデルの成功とスペクターモデルへの熱狂的な反響を踏まえたものだろう。

一方で興味深いのはブラウンリッジ氏がハイブリッド車に対して明確な拒否反応を示した点だ。ロールス・ロイスはハイブリッド車の製造を一切考慮しておらず、今後も発売する計画はないと明言した。さらに、2030年までに内燃機関車を段階的に廃止する方針も改めて強調した。

引用:Rolls Royce motorcars Houston
引用:Rolls Royce motorcars Houston

販売実績に課題か

詳細は未公開

ロールス・ロイスが電気SUVの発売を決定した背景には販売実績を意識していると見られる。ロールス・ロイスはBMWに買収されて以来、着実に成長を続けてきた。しかし、2024年には5%の減少を記録し、これまでの成長傾向に歯止めがかかった。このため、同ブランド内で近年需要を牽引してきた2つのモデルの長所を融合させる試みだと解釈されている。

ロールス・ロイスが発表した2台目の電気自動車、そして初の電気SUVモデルに関する具体的な情報はまだ明らかにされていない。しかし、ロールス・ロイス専用プラットフォーム「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」を基盤とする車両であることは公表されており、今後発売されるすべての電気自動車モデルにも同じプラットフォームが採用される予定だ。ロールス・ロイスの電気SUV、その全容解明に注目が集まっている。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2023-0030-26618507-thumb
トヨタもテスラも震えた…「空から充電する車」がアメリカで本気で走り出した
CP-2023-0030-26638709-thumb
ドアが正面にあるクルマ!? 60年代アメリカで生まれた「異端の伝説」がいま再注目される理由とは
CP-2023-0030-26309959-thumb
EVなのに1,600km超!? ファーウェイが手がけた「最強ハイブリッドSUV」が常識を変える
CP-2023-0030-26276125-thumb
「ついにカローラもここまで来たか…」2027年に生まれ変わる次期クロスに期待が止まらない
CP-2023-0030-26429023-thumb
ここまで似せる!? 「ほぼT2」の新型ミニバン登場でVWファン騒然…フォルクスワーゲンの対応は
CP-2023-0065-26299970-thumb
奇瑞「QQ」が10年ぶりに復活宣言!「デザイン盗作論争」のその後とまさかの最新EVスタイル
CP-2023-0030-26357730-thumb
「たった7台だけ存在する伝説」…アメリカが生んだ幻のスーパーカーが今、オークションに現れた
CP-2023-0065-26223078-thumb
プレミアムSUVが「走る発電所」に?ジェネシスGV90が示す次世代の「本命」パワートレインとは
  • アクセスランキング

    トヨタもテスラも震えた…「空から充電する車」がアメリカで本気で走り出した
    ドアが正面にあるクルマ!? 60年代アメリカで生まれた「異端の伝説」がいま再注目される理由とは
    EVなのに1,600km超!? ファーウェイが手がけた「最強ハイブリッドSUV」が常識を変える
    「ついにカローラもここまで来たか…」2027年に生まれ変わる次期クロスに期待が止まらない
    ここまで似せる!? 「ほぼT2」の新型ミニバン登場でVWファン騒然…フォルクスワーゲンの対応は
    奇瑞「QQ」が10年ぶりに復活宣言!「デザイン盗作論争」のその後とまさかの最新EVスタイル
    「たった7台だけ存在する伝説」…アメリカが生んだ幻のスーパーカーが今、オークションに現れた
    プレミアムSUVが「走る発電所」に?ジェネシスGV90が示す次世代の「本命」パワートレインとは
    これが「ただのマイチェン」じゃ済まされない理由…ルノーの新型SUV、内部資料が流出
    サイバートラックが「またのリコール地獄」へ…修理後に溶接痕とパネルの隙間、オーナー失望の声

    最新ニュース

    CP-2023-0030-26618507-thumb
    トヨタもテスラも震えた…「空から充電する車」がアメリカで本気で走り出した
    CP-2023-0030-26638709-thumb
    ドアが正面にあるクルマ!? 60年代アメリカで生まれた「異端の伝説」がいま再注目される理由とは
    CP-2023-0030-26309959-thumb
    EVなのに1,600km超!? ファーウェイが手がけた「最強ハイブリッドSUV」が常識を変える
    CP-2023-0030-26276125-thumb
    「ついにカローラもここまで来たか…」2027年に生まれ変わる次期クロスに期待が止まらない
    CP-2023-0030-26429023-thumb
    ここまで似せる!? 「ほぼT2」の新型ミニバン登場でVWファン騒然…フォルクスワーゲンの対応は
    CP-2023-0065-26299970-thumb
    奇瑞「QQ」が10年ぶりに復活宣言!「デザイン盗作論争」のその後とまさかの最新EVスタイル

    主要ニュース

    CP-2023-0065-26142566-thumb
    これが「ただのマイチェン」じゃ済まされない理由…ルノーの新型SUV、内部資料が流出
    CP-2023-0030-26304984-thumb
    サイバートラックが「またのリコール地獄」へ…修理後に溶接痕とパネルの隙間、オーナー失望の声
    image-11d0b02a-8e6e-49cc-8e59-7f8f99297513
    ランボルギーニが「ただのSUVじゃない」ことを証明してきた!次期ウルスCGがとにかく強い
    CP-2023-0030-26142658-thumb
    ピエロが運転席?917馬力で爆走するVW・シング、正気の沙汰じゃない「芸術作品」が爆誕してしまう
    CP-2023-0030-26353391-thumb
    これがBYDの答えか!」新型シーライオン 07 DMが市場の常識を超える、コスパ最強SUVの全貌が明らかに
    CP-2023-0030-26102496-thumb
    マツダ新型「CX-6e」が公道で姿を現した!中国市場に挑む「本気の電動SUV」が話題に